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今年の田んぼは

 田ごしらえがだいたい終わりました。
 今年は手作業を多めにやること前提で、植え代かきはさっとひと撫でで終了。8aの田んぼに例年3時間かかっていたところ、1時間で終わらせました。

 プロの米作農家だと「1反10分」という人もいるらしいです。区画整備後の1反がだいたい20m×50m。ロータリーの幅が1.7mだと3往復+3周回で660m。作業速度を4km/hでやれば9.9分ですから、計算上はそうなります。もっと広い区画とか、作業機がロータリーじゃなくハローだったらさらに速いでしょう。

 この計算でいくと、我が家の場合はロータリーが1.3mで田んぼも細長いからもう少しかかるとしても、8aが15分で終わるはずなのですが・・・隅の鋭角部分の切り返しや、微妙に曲がったコンクリート水路ぎわの耕起に思いのほか時間がかかっているようです。
 このあと手直しにどれぐらいの労力がかかるのかわかりませんが、2時間はかからないでしょうし、パワステの無い我が家のトラクターの切り返しより楽な可能性はあります。
 まあすべてが想像ですが・・・

 ところで私は水利の見物が趣味のひとつなのですが、この辺りの水回しはかなり荒っぽいほうだと思います。中山間で良いとは言えない耕地条件に対して水はふんだんにあるということでしょうか。確かに、10年近く田んぼをやってきて、水量的に困ったことは一度しかなく、それにしても本気で対策せずに雨を待っていただけなのです。水不足より台風被害のほうが深刻です。

 取水口ももう少しきちんとしようと思いながら、ずっとこのまま。
今年の田んぼは_e0182430_08250121.jpg
  水量の調節は半割り管を左右にずらして行います。大雨のあと吹っ飛んだのを拾いにいったり、水量が少なくなると隙間にビニールをはさんだりと面倒ですが、否応なしに毎日点検に行かなければならないのが欠点でもあり利点でもあります。
 
 

by hyakusyo-mikan | 2018-04-23 08:30 | 米麦野菜の作業