雨続く

 梅雨だから当たり前なのかもしれませんが、連日雨です。麦がこの状態ということは、5月下旬に脱穀して以来、カラッと干せる合間が無かったということ。例年なら今頃は缶の中です。
 でも早めに脱穀しといて良かったー。きちんと乾くまで干してたら、今頃穂発芽で全滅でしたね。
 ちなみにベニヤ板はネズミ返しです。
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 雨降りのみかん作業は摘果と草刈りぐらいですが、地盤が水を含み過ぎて、足がめり込むようになってきました。

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# by hyakusyo-mikan | 2018-07-07 19:09 | 季節の話題(自然系)

麦刈りから、まだまだ先の稲刈りへ向けて

 1週間前に刈ってはざがけしておいた麦を、この雨の前に脱穀しました。 
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 今までは収穫即脱穀して、粒になったものを筵に広げて乾かしていたのですが、はざがけでしっかり乾かせれば脱穀、唐箕掛けしてそのまま貯蔵出来ます。そのぶん架け干しの手間は増えるわけですが、一度に2台の機械を動かさなくていいかな、と。往々にしてこういう仕事は、機械の不調が遅れる原因になるので。
 しかし結局、長雨の前には乾かず。また干さなければいけませんが、穂発芽の心配がなくなったので気持ちの上では楽です。

 今年もイノシシに少しやられましたが、いつもの倍量とれました。それでも県平均の7割ぐらいの反収。熊野は暖かくて雨が多いから、そんなものなのかなあ。よく「麦は米の半分」と言いますが、確かに米も6俵ぐらいしかとれませんし。
 ともあれ、来年の種もみは余裕を持って確保出来たし良かった。保存中にネズミにやられないようにしないと。


 農機具類は、麦刈りのときに気になったところを、稲刈りまでに調整します。
 インターネットが普及して一番助かっているのが、機械の整備が自分で出来るようになったことかもしれません。分解・調整の様子を丁寧にアップしてくださっている方がいて、非常に参考になります。また部品も、汎用品が個人で手に入れられるようになりました。

 とは言っても、うちの機械は相当な年代物なので、なかなかそのものズバリの記述はありません。
 今日もハーベスタの掃除をしていたら、バラさないと手の届かないところに大量のわらくずがあり、仕方なく外構をひん曲げて長細い棒で掻き出しましたが、こんな詰まりやすいところを毎回毎回こんなふうにできるわけがありません。どこかのねじを外したらパカッと開くんではないかと思うのですが・・・スロワーの中ではありませんよ。何と言ったら良いのか・・・小さい羽根が回転する部分のドラム状のカバーと、本体上部に挟まれた空洞部です。
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# by hyakusyo-mikan | 2018-05-30 18:55 | 米麦野菜の作業

今年の田んぼは

 田ごしらえがだいたい終わりました。
 今年は手作業を多めにやること前提で、植え代かきはさっとひと撫でで終了。8aの田んぼに例年3時間かかっていたところ、1時間で終わらせました。

 プロの米作農家だと「1反10分」という人もいるらしいです。区画整備後の1反がだいたい20m×50m。ロータリーの幅が1.7mだと3往復+3周回で660m。作業速度を4km/hでやれば9.9分ですから、計算上はそうなります。もっと広い区画とか、作業機がロータリーじゃなくハローだったらさらに速いでしょう。

 この計算でいくと、我が家の場合はロータリーが1.3mで田んぼも細長いからもう少しかかるとしても、8aが15分で終わるはずなのですが・・・隅の鋭角部分の切り返しや、微妙に曲がったコンクリート水路ぎわの耕起に思いのほか時間がかかっているようです。
 このあと手直しにどれぐらいの労力がかかるのかわかりませんが、2時間はかからないでしょうし、パワステの無い我が家のトラクターの切り替えしより楽な可能性はあります。
 まあすべてが想像ですが・・・

 ところで私は水利の見物が趣味のひとつなのですが、この辺りの水回しはかなり荒っぽいほうだと思います。中山間で良いとは言えない耕地条件に対して水はふんだんにあるということでしょうか。確かに、10年近く田んぼをやってきて、水量的に困ったことは一度しかなく、それにしても本気で対策せずに雨を待っていただけなのです。水不足より台風被害のほうが深刻です。

 取水口ももう少しきちんとしようと思いながら、ずっとこのまま。
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  水量の調節は半割り管を左右にずらして行います。大雨のあと吹っ飛んだのを拾いにいったり、水量が少なくなると隙間にビニールをはさんだりと面倒ですが、否応なしに毎日点検に行かなければならないのが欠点でもあり利点でもあります。
 
 

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# by hyakusyo-mikan | 2018-04-23 08:30 | 米麦野菜の作業

熊野ザクラ

 「100年ぶりの新種」ということで、小さく話題になっているクマノザクラ。ソメイヨシノより早く咲くのが特徴のひとつらしいです。
 こちらに来てすぐ、3月の山に点々と咲く桜の花を見つけ、地元の方に訊いてみたところ「彼岸ごろからヤマザクラが咲くんや。ほんでその後、ソメイヨシノ」ということだったのですが、一人にしか訊いてないし私も花木に疎いもので話はそれきり。
 しかし、そうすると、いつも見上げていたあの桜がクマノザクラだったのでしょうか。
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 何だかよくわかりませんが、綺麗だからいいや。
 土手の桜並木もいいですが、緑の山肌に点々と散らばる桜色も美しいものです。

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# by hyakusyo-mikan | 2018-03-28 08:38 | 季節の話題(自然系)

切り続ける日々

 何かの本で読んだのですが、「日本の山暮らしは、伐って伐って伐りまくる日々」というのがありました。中身は多少違うかもしれませんが、我が家も貯蔵甘夏の収穫が終わって以来、山の木を伐り畑の防風林を伐り、枯れたミカンの樹を伐って薪を玉切りしていました。先週甘夏の剪定を終え、今週から温州の剪定に入っています。
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 剪定は難しい、とよく言われますが、難しいというより最適解がない仕事なのではないかと思います。
 その割に表面的には仕事の結果がはっきりと見えるため、悩みながらの作業になるという点で頭の疲れる仕事です。

 甘夏は「迷ったら切れ」、温州は「判らなければ切るな」と一般に言われていて、ここ数年はほとんど切っていなかったのですが、その結果、中心まで手を差し入れるだけでも一苦労という樹になってしまったので今年は少々収量が減っても切らざるを得ません。 
 一年あたりの剪定量は葉数にして2割まで、と言われているのですが、一本目は甘夏の勢いで始めたので切り過ぎました。でも形だけを見るなら、これぐらい切ってやっと違和感のない樹形です。
 形はどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、農作業のし易さを念頭におくならある程度は考えざるを得ません。そして既存の園地で作業しやすいようにすると、やっぱりこの地域の標準的な形に近づいてきて、経験の底力を感じます。

 剪定について語りだすと、矛盾した目的をどうすり合わせるかとか、目標をどれぐらい先に設定するかとか、そもそも「正しい」って何かとか、誰が判断するのか全知全能の神が居るのか、とか、なにやら人生論みたいな話になってきてしまいます。そういう意味では、剪定を扱うのはやっぱり難しいのです。

 





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# by hyakusyo-mikan | 2018-03-09 08:57 | みかんの作業