山の木を伐る
柵を張るために畑の周囲の木を伐っています。
右側がミカン園地。左側が他人の山。赤い線が伐らないわけにはいかなかった木と枝(これらはぎりぎり、自分の敷地)。
奥の方へ倒そうとロープで引きながら伐ったのですが、あえなく重心側のミカン園地のほうへズドン。運よく薄皮一枚でセーフとなったものの、肝の冷える思いでした。
ところで左の山ですが、登記簿上の持ち主はとうの昔に亡くなっており、法定相続人は遠隔地にお住いのようです。これから代が下るにつれて、ますますアンタッチャブル・ゾーンになっていくことでしょう。
しかし法律上は、持ち主に木を伐ってもらうことは出来ても、自分が伐ることは出来ません。何とかならないものかなあ、と思うのですが、たぶん日本全国これで困ってるんでしょうね。
持ち主としては維持管理費がかかるわけでもなく、税金は数百円程度だし、公共事業にでも引っかかればお金が入るし。そもそも所有していることすら知らない可能性があります。
隣人としては、しばらくは「触らぬ神に祟りなし」「寝た子を起こすな」でいくしかないですね・・・。
by hyakusyo-mikan | 2016-01-19 08:56 | みかんの作業