南紀熊野見習い百姓の日常生活 blog farmkumano.exblog.jp

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2017年7月20日


 ぼやぼやしてたら3週間過ぎていた。というわけでおざなりに更新。
 今日は今にも雨が降りそうでいて結局降らなかった。スカッとした夏空がなく、暑いのかそれほどでもないのか、よくわからない日が続く。草刈り、防除、獣害対策をこなしていると、夏の本命・摘果作業になかなかたどり着かない。日も長いことだし長時間働けば追いつくのだが、夏にそれは自殺行為だ。そろそろ規模縮小も考えていく年代に入ってきたのかもしれない。
 農家どうしの社交上のあいさつで「今何してる?」とよく聞かれるが、思わず「日々悩んでいます」と答えそうになる。

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# by hyakusyo-mikan | 2017-07-20 18:48 | 緑亀の呟き~ときどき日記2

幼穂形成


 幼穂と書いて「ようすい」と読む。農学部出身なのにコメ作りを始めるまでは知りませんでした。
 参考書でも普及所やJAの指導でも、「幼穂を確認して穂肥を撒きましょう」ということになっているのですが、我が家では今まで見たことがありませんでした。なぜなら穂肥をやらなかったからです。それどころかここ数年は元肥も活着肥も無し。要するに無施肥ですが、おそらくは水路を通じてやってくる肥料分だけで周囲の2割減ぐらいですんでいるので、田んぼというのはすごいもんだなあと思います。麦は半減でしたからね。
 ただ、今までは機械植えながらも手植え時代に近いやり方だったのですが、今年は苗がヒョロ過ぎて密植多本植え・期せずして中干しなど、普通の作り方に近くなったので普通に穂肥も撒いてみようかと思いまして、初めて確認作業をしてみました。
 手近なイネを抜き取って一枚づつ皮を剥いていくと、
e0182430_07311570.jpg
 たぶんこの筆みたいなのが、うわさに聞く幼穂なのではないかと。 
 現在、長さ3mm。あと少しで穂肥適期みたいです。
 肥料は米専用のものが売っているのですが、みかん用のペレット肥料(有機100%)が余っていたのでこれでいいか、と。有機肥料の場合は少し早めでいいらしいし、ちゃかちゃか振ってしまおう。
 ちなみに栽培カレンダーを見ると、出穂20日前がちょうど昨日で、幼穂長5mm。18日前が穂肥適期で幼穂長10mmとなっていますが、2日でそんなに伸びるのか?しかも日付ほぼぴったり。果樹のように振れの大きい、気の長い作物に慣れているとちょっとした驚きです。







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# by hyakusyo-mikan | 2017-06-29 20:14 | 米麦野菜の作業

梅雨だけど水不足


 雨の降らない日が続いています。
 ミカンに関しては肥大が悪い、ハダニが増えている、肥料が効いていないといった現状ではありますが、今後収穫までの間にどうなっていくのか、この時期の干ばつを経験したことがないのでわかりません。

 田んぼのほうは、4月下旬植えの当地ではちょうど中干の時期にあたり、誰も水を引いていないのであまり問題がありません。
 うちは今まで中干をしたことがなかったのですが、今年は自然に干されています。
 とは言っても水が抜けてから1週間、いまだに足跡がつくぐらいの湿り気はあるので、まだまだ余裕です。

 不耕起の田んぼはこんな感じ。
e0182430_12163587.jpg
 畑とほぼ変わりません。分けつはしていますが、茎は細いままです。
 このままの状態が続けば、畑雑草がえらいことになりそうです。
 先日ねじり鎌で草取りをしたら、0.2aで1時間でした。時間的にはたいしたことはないのですが、ふだん果樹で立ち仕事ばかりしているので、なんか違和感があります。



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# by hyakusyo-mikan | 2017-06-18 12:21 | 季節の話題(自然系)

2017年6月13日


 気づいたらひと月。まったく早い。
 晩柑の出荷が終わり、麦の収穫が終わり、接木が終わり、先週まででようやく、昨年度からの持ち越し仕事が一段落。
 麦は今年も4aで一俵、ということで、通常収量の半分以下。暖地で登熟が早い(生育期間が短い)、日当たりが良くない、刈り取り直前に上の田んぼから水がしみてくる、、という種々の悪条件を考慮しても少なすぎる。やはり肥料が足りないのだろうか。
 一昨年は無肥料、去年は追肥として鶏糞を一袋やったが、窒素分でいうと標準の1~5%程度なので無肥料みたいなものである。夏草を緑肥としてすき込んだら何とかなるのではないかと思っていたが、このへんが限界か。今年は元肥をやってみよう。

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# by hyakusyo-mikan | 2017-06-13 05:42 | 緑亀の呟き~ときどき日記2

麦踏みは必要か


 いつもコムギの種もみがギリギリの量になってけちんぼ播きになるので、今年はそれ用に庭で作っています。
 そこで以前から気になっていた麦踏みの効果を検証することに。

 麦を作ったことが無い人でも踏むことは知っている、というぐらい有名な麦踏み。
 麦踏の効果は(1)土と根を密着させて生育をよくする(2)穂の成長を揃える(3)分けつを促進(4)エチレン効果で茎が太くなる というようなことが、どんな本を読んでも書いてあります。回数は最低3回、とにかく踏めば踏むほど良いという人もいます。
 その一方で、霜柱の立たない暖地ではそんなに効果はない、という人もいます。

 条件が違うわけですからどちらが正解ということもないのかもしれませんが、うちは麦作にはかなり暖かいところだと思うので後者の意見が気になっていました。

 さて種まきから半年、開花時の状況はー
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 左から順に、踏むこと10回、0回、10回、0回、3回、0回、3回、0回。

 左端のアップはこちら
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 踏みまくった方が若干背が低いですが、分けつ数、穂数とも目立った違いはありません。茎径に至っては踏まない方が太いぐらい。3回踏みのほうはさらに差がありません。

 まだ途中ですしかなりおおざっぱな観察ですが、今の時点で見る限り、顕著な効果は無いようです。
 あ、でも、寒波が来て霜柱が立ったら踏まないといけないかも。それは今年はもう実験できないなあ。


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# by hyakusyo-mikan | 2017-05-11 19:18 | 米麦野菜の作業